話の核になるのは
個別の11人事件で、この事件のみを収録した
Individual Elevenが発売されています。(画像はAmazonの商品リンクです。)
これだけ買って見ても面白いのですが、詳細がカットされているので、是非各話見て欲しいです。
個別の11人事件と直接関係ない話もかなり面白いです。7巻の左眼に気をつけろなんかヤバイですw
個別の11人関連では、特に6巻の草迷宮を見て欲しいです。これを見るのと見ないのでは、ラストの甘酸っぱい感が全然違いますw
全巻、製作に関わる裏話的インタビューが10分程度収録されているのですが、なるほどー、そんな事思ってたんだ、と結構面白いです。
それでは、物凄く簡単に各話のぼかした解説と感想を書いてみたいと思います。
1巻
01 再起動
つかみはOK的な回。戦闘シーン、スピード感、攻殻SAC帰ってきた!な回。
個別の11人を名乗るテロリスト達を秘密裏に制圧します。
02 飽食の僕
世にも奇妙な物語みたいな回。
感想
9課帰ってきたなー!って感じです。
2巻
03 土曜の夜と日曜の朝
CASH EYEてw懐かしのキャッツアイ的なおっぱいの回。
ボーマさんの「凹むね。」が笑えますw
04 天敵
Individual Elevenにも収録されている合田初登場の回です。
対AIヘリ戦タチコマビュンビュンな回。
感想
04のタチコマの動きは爽快です!
3巻
05 動機ある者たち
Individual Elevenにちょっとあるのクゼ登場の回。禅寺での少佐VSクゼが見所。
金箔の屏風絵、天井画等、手抜き一切なしの背景は必見。
06 潜在熱源
廃墟東京を捜査するトグサの回。タチコマ△w
感想
05、06両方面白かったです。
クゼ→金城武がモデル、茅葺総理→吉永小百合がモデルだったというインタビューも面白いw
4巻
07 狂想は亡国の調べ
合田の野郎〜!な回。中々神経逆撫でされますw
08 素食の晩餐
1課、9課が嵌められる回。タチコマエージェント初登場。
感想
07のラスト、合田にイラっとさせられるし、08は嵌められるし、爽快感は皆無ですw
このイライラをどこにぶつければいいのwOPの裏話インタビュー&コンテが良いです。
5巻
09 絶望という名の希望
タチコマエージェント△w合田と少佐、自爆テロ犯とバトー&トグサのスレスレ緊迫感がたまらない回。
10 イカレルオトコ
トグサ裁判な回。
感想
09、10も派手なアクションはないけど、緊張感があります。
09のタチコマエージェントが走る電脳空間表現がカッコイイです。
6巻
11 草迷宮
これはラストに効いてくる話なので必見です。この1話だけ見ると、世にも奇妙な物語っぽいw
12 名も無き者へ
Individual Elevenに収録されている、集団自決までの詳細な回です。
感想
11は素子の幼少時代を匂わせる草迷宮が中々良いです。
12ではIndividual Elevenでカットされている集団自決までの車中の話でクゼが何かがおかしい事に気付いていき、自決しなかったのですが、そこに緊迫感があまり感じられないのがちょっと残念。もっとクゼ目線のカットが欲しい気がしました。
11のタチ日々のジョジョパロが笑えますw
OPと同じ衣装のジャケイラスト、抜群にカッコイイです!
7巻
13 顔
12の続きとパズメインの話。
14 左眼に気をつけろ
サイトーVS少佐の名作w
感想
もー、14のサイトーと少佐の出会いの話がカッコよすぎですw
いつか、パズ編の少佐との出会いを見たいですね。
8巻
15 機械たちの午後 PAT
タチコマたちの回です。
「でも、、あなたの記憶は、消したくないって気がするんですけど、、」が物悲しかったです。
16 そこにいること
クゼの過去の話です。Individual Eleveに大体収録されています。
感想
15の、タチコマたちが並列化する時の武者震いが笑えますw
タチコマたちが思考する時のテンポの良い掛け合いが面白いです。
16はクゼの話なんですが、クゼってなんで現地の人に好意的に受け入れられてるのか、クゼの魅力がこの時点ではイマイチ伝わってこないです。
9巻
17 修好母子
少佐と難民の子供ギャングの話です。母性なのかどうなのか。
少佐の「ためしてみる?」は笑えますw
18 天使の詩
バトーさんとテロリストの娘の話です。
感想
17のタチ日々で例のダチョウを食べちゃったタチコマのアッパーぶりが笑えますw
少佐と難民の子供の話は、いつか続きがあってもよさそうな。あの時の、みたいな。
18のバトーさんとテロリストの娘の話は、ラストがバトーさんっぽくていいのかもしれません。
秘密の合言葉。優しさと正義の狭間で少し迷うのですが、悲しいけれど本当のことを言うバトーさんの苦渋感が伝わります。
10巻
19 相対の連鎖
クゼが一枚上手な回。
20 北端の混迷
Individual Eleveに収録されている詳細版です。クゼの魅力が伝わってきます。
総評
19、20ともクゼが魅せます。この辺からはIndividual Eleveに収録されている詳細版です。19でバトーさんが少佐に激怒するシーンがクゼのスケールの大きさを物語っている気がします。20ではクゼに啓蒙されていく少年を通して、クゼの魅力が伝わってきます。
11巻
21 敗走
クゼ強いwな回です。
22 無人街
バトーさんと合田のタイマン。クゼの童貞が明らかになる?回w
感想
21はクゼが圧倒的に強いのです。
22はクゼも9課も合田の手のひらの中、と思いきや、バトーさん的にはそれすら実はクゼに利用されていると言えるんじゃねーの、合田?という、クゼにコテンパンにやられたバトーさんの本音な推論に対して、合田はまだまだ曲者っぷりを発揮しますw
12巻
23 橋が落ちる日
荒巻の兄登場w
24 出島、空爆
9課、スタンドプレー開始!
1stで荒巻が言ってた
「我々の間にはチームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。
有るとすれば、スタンドプレーから生じるチームワークだけだ。」
が、脳裏をよぎりますw
感想
各話、緊迫感あってアっという間に見終わっちゃいます。
13巻
25 楽園の向こうへ
ラスト、走るバトーさんにぐっときます。ヤバイです。
26 憂国への帰還
9課と4課、クゼと少佐、バトーさん、米帝の核とタチコマ達、荒巻、トグサ、プロトと茅葺総理、合田のプロデュース。それぞれのスタンドプレーの結果はどうなったのか。充実した疾走感のある回です。
感想
25の少佐とクゼは何だか甘酸っぱいですw
タチ日々では、ガンダムのララァの懐かしの名セリフがw
26はタチコマの判断に対するプロト君の一言が泣かせます。
でも9課の人達って、あんまりタチコマに愛着ないのでしょうか。それどころじゃないんでしょうけどw
少佐はかじらなかった、クゼのかじったリンゴ。桜の監視の中、少佐は何を想うのでしょう。
ラスト、合田と一緒にいたのは1st(OA・10 密林航路にうってつけの日)に登場した米帝のCIAワタナベ・タナカ、クゼといたのはサトウ・スズキです。あいつら!
以上、2GIGのぼかした解説と感想でした。いやー、面白かったです。
レンタルでもいいのですが、何度も見たい作品だったので買っちゃいましたw
13巻。少佐の物憂げなジャケイラストがヤバイですw
イラスト集欲しくなってきます。
DVD BOX。
新品4万円台後半で中古1万円台後半。
状態よければ、中古でもいいですよねw
2GIGの後の話も。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society
面白かったです。少佐が9課から消えて2年後の物語です。
病院内でのトグサのシーンがやばかったです。本気で怒るバトー△w
SACの続きをもっと見たいですね。できれば年1くらいでw
それでは、ご高覧ありがとうございました!