映画 キャプテンハーロック観てきた。


フルCGアニメに抵抗があったのですが、とてもよく出来ています。原作を読んだ事ないのですが、複雑な相関図もなく分かりやすいです。

原作を見ている方にとっては物足りないみたいですが、別物として見れば楽しめる様な気がします。原作を追うと違うって事みたいですね。

CGの質感がいいです。この質感凄くない的なカットも結構あります。水の表現とかいいです。

全体的に油分、水分が感じられたら凄くなりそうな気がします。そういうのが無いので全体的に乾いています。湿度とか、暑さとか寒さとか気温は伝わってきません。

でも実写に寄せようって事ではなく3DCGアニメーションって事なので、乾いているものなのかなとも感じました。

2Dアニメによくある汗とか高揚とかの表現って難しそうですよね。喜怒哀楽の感情表現とかも。そういうの上手く表現できたら、もっと入りやすい様な気もします。

気になる方は是非劇場でチェックしてみてください。映像は美しいです。デカイ画面で見た方が面白いと思います。

映画館入ると海賊認定カードが貰えます。シリアル番号が付いていて、当選すると後でプレゼントが貰えるみたいです。

下の方に、ネタバレ相関図を記載しておきますが、見てない方は見ないでくださいね!



 ご高覧ありがとうございました。


以下、ネタバレにつき閲覧注意。見ていない方は見ないでくださいね!


アルカディア号→ダークマターを動力とし、無限のエネルギー持つ。給油いらず、自己修復機能搭載で無双状態。中枢コンピューターはハーロックの親友、トチロー。

ヤマ→主人公。ガイア・サンクションの中の人。イソラの命令でアルカディア号にスパイ侵入。彼の敵味方寝返りの行方が地球の行末を左右。色んな事に左右されるぶっ壊し屋。

ハーロック→ダークマターのせいで100年生きてる伝説の人。地球ぶっ壊しちゃったので、宇宙ぶっ壊してもう一回やり直そうとしてる。クルーには地球奪還すんぞって嘘ついてる。

トリさん→ハーロックの肩に乗ってる鳥。声に福田彩乃。

ミーメ→アルカディア号クルー。ダークマターを扱える異星人。

ヤッタラン→アルカディア号クルー。天野っちではない

ケイ→アルカディア号クルー。おっぱい担当。

ガイア・サンクション→地球の事で争わないでよね!統治機構。ぶっ壊れた地球を隠蔽、ホログラムで綺麗な地球を演出。

イソラ→ヤマの兄貴。ガイア・サンクションの中間管理職な偉い人。ヤマがぶっ壊した植物園で下半身不随に。その罪悪感から逆らえないヤマを利用。

ナミ→ヤマがぶっ壊した植物園で植物人間状態となりホログラム化。イソラの嫁。イソラに嘘ついて生命維持装置、ホログラムの電源切らせる。






風立ちぬ 観てきた


宮崎駿監督が引退するって事で、もののけ姫以来のジブリ作品を映画館で見てきました。
夏休みも終わったしと思って油断していたら、結構混んでいました。
宮崎駿監督最後の長編アニメ作品見ておこう。みんな考えてる事は同じみたいです。

映画の感想は
子供が見てもよく分かんないだろうなっていう感じでした。
既婚者が見ると、ぐっとくるかもしれません。特に新婚さんなんか、子供出来そうですw
独身の方が見たら、恋したくなるんじゃないでしょうか。一途って、甘酸っぱいですね。

監督の言う、「この世は生きるに値するんだ。」
を子供たちに伝えたいとするなら、これは子供たちがもう少し大人になった頃への手紙みたいなものかもしれませんね。ずっと後で読み返してみると、ぐっとくるんだろうなと思います。与えられた時間を精一杯生きてんのかって。

庵野監督の声に賛否ありますが、気になるっちゃ気になるし、合ってるっちゃ合ってますw
感情が出ない分、何考えてるか分かんない感が面白いです。

全体的に、淡々としています。
地震、戦争、菜穂子の病気なんか負なんですが、受け入れがたいものとして描かれていません。
負に対して抗う部分が少なく、淡々と進んでいくっていうのは、そういうの全部受け入れて、歯喰いしばってでも生きていこうって言う事ではなく、単に生きてるって事はこういう事だし、そしてその潔さが素晴らしいんだ、美しいんだって事なのかなーと、ややこしい事を思いました。



ご高覧ありがとうございました。




「じろうと名の付く人間の多くは、天才的な才能を持って生まれてくる宿命なのかもしれないな。」

 「じろう違いだ。むしろ、なおこと名の付く人間の方が、素晴らしい人間が多いはずだ。」

「なおこ違いもはなはだしい。You、恥ずかしくないのか。」

「それはこっちのセリフだ!」